GC ProBox ユーザーマニュアル:パワーツール
機能概要
パワーツールは、Genesys Cloud管理者・スーパーバイザーが日常的に行う設定変更作業を効率的に一括実行するための機能群です。
  • 特定ユーザーに対するスキルやキューの割当・解除
  • ユーザープロファイル(役職、部署など)の詳細編集
  • キューにおけるメンバー管理(一括追加・削除)
  • ラップアップコード個別・一括変更
  • WebRTC電話の作成と割当設定

画面の起動

GC ProBox を起動 上部のメニューから「Power Tools」をクリック

主な機能と使い方

1. ユーザー設定の変更

選択したユーザーに対して、スキルの追加・削除、熟練度の設定、キュー所属の変更などを一括で実施できる機能。

2. ユーザープロファイル編集

名前・通称名・役職・部署・入社日・スキル・経歴などをGUIで一元管理・編集できる。人事情報の管理にも対応。

3. キュー設定の変更

指定したキューに対して、メンバー(ユーザー)の追加・削除を一括で行える機能。大規模な構成変更を効率化。

4. ラップアップコード管理

キューに紐づくラップアップコード(通話終了後の分類タグ)を一覧表示・追加・削除できる機能。既存のキュー設定に対し、適切な分類コードの付与・管理を行う。ラップアップの内容変更やメンテナンス作業を、標準UIよりも直感的に実行可能。

5. 電話管理

シンプルな操作ステップで、WebRTC電話を作成することが可能です。 操作は、 電話名を入力しサイトを選択 電話を使用するユーザーを指定 「作成」をクリック これで完了。作成した電話は、一覧に即時反映されます。 ユーザーのデフォルトの電話として設定した場合、 その電話は緑で表示されます。

機能
  • データ更新:右上の「データ取得」ボタンで最新情報を再取得できます
  • 処理進捗:読み込み中はプログレスバーが表示されます
注意事項
  • 表示されるデータは、ユーザーに付与されたOAuthスコープの範囲に依存します。
  • 権限がない場合は「アクセス権がありません」などのエラーが表示されることがあります。
  • データ取得時は通信状況により数秒の待機時間が発生します。