はじめに
OAuth認証とは OAuth 2.0は、アプリケーションがユーザーの代わりにリソースにアクセスするための安全な認証方式です。GC-ProBoxは、Genesys CloudのAPIにアクセスするためにOAuth認証(Client Credentials Grant)を使用します。 必要な権限 Genesys CloudでOAuthクライアントを作成するには、以下の権限が必要です: Admin ロール または OAuth > Client > Add/Edit/Delete 権限
役割の作成
GC ProBox用の役割を作成してください。 GCProBox_Role(Full) など、表の権限名をコピーして検索できます。 ※1 機能を制限したい場合は、権限を付与しないことで表示されなくなります。※2 当該権限をすべてOFFにすると、PowerToolsが表示されなくなります。 (Lite Edtionには不要な権限です) 権限一覧 権限 説明 機能 Analytics > Conversation Aggregate > View 会話の集計のクエリ Analytic Insght Analytics > Conversation Detail > View 会話の集計のクエリ Data Explorer Analytics > Queue Observation > View キューの観測のクエリー Analytic Insght Analytics > User Aggregate > View ユーザーの集計のクエリー Analytic Insght Analytics > User Detail > All Permissions 将来の権限を含むすべてのUser Detail権限を割り当てます ALL Analytics > User Detail > View ユーザーの詳細のクエリー Analytic Insght Architect > Flow > View フローを表示または検証 Analytic Insght、Data Explorer Authorization > Role > View 役割の表示 Data Explorer ※1 Conversation > summary > View View summary for the given conversation Data Explorer Directory > User Profile > Edit プロフィールフィールドの編集 PowerTools(ユーザープロファイル)※1 ※2 OAuth > Client > View OAuth クライアントを表示 ALL Outbound > Campaign > View キャンペーンを表示 Data Explorer Presence > User Presence > Edit 別のユーザーのプレゼンスを編集 Analytic Insght(ユーザープレゼンス変更用) Routing > Call Route > View コールルートを表示 Data Explorer Routing > Emergency Group > View 緊急グループを表示 Data Explorer Routing > Queue > Edit キューおよびキューメンバーシップを編集 PowerTools(キュー設定の変更)※1 ※2 Routing > Queue > View キューおよびキューメンバーシップを表示 ALL Routing > Queue Member > Manage キュー メンバーを管理 Analytic Insght (マルチキュービュー) Routing > Schedule Group > View スケジュールグループを表示 Data Explorer Routing > Skill > Assign スキルを割り当て PowerTools(ユーザー設定の変更)※1 ※2 Routing > Skill Group > View スキル グループを表示 ALL Routing > Wrap-up Code > View ラップアップ コードの表示 ALL Scripter > Script > View スクリプトを表示 Data Explorer Telephony > Plugin > All テレフォニープラグインのフルアクセス PowerTools(WebRTC作成)※1 ※2 この権限は機能追加やバージョンアップで随時変更される可能性があります
OAuth設定画面への移動
ログイン後、上部ナビゲーションメニューから 「管理」 をクリックします 管理メニューから 「統合」 → 「OAuth」 をクリックします
OAuthクライアントの作成
OAuth画面で クライアントを追加 ボタンをクリックします 以下の情報を入力します: 項目 入力値・選択項目 説明 必須 アプリ名 GCProBox_TaroSolidia など アプリケーションの分かりやすい名前 ○ 説明 GCProBox接続用 アプリケーションの簡単な説明 付与タイプ クライアントの資格情報 ←必ずこれを選択 ○ 入力したら「次へ」をクリックします
役割の割り当て
GC ProBoxが正常に動作するために、事前に作成した役割とアクセス区分を付与します。
トークンの有効期間
運用に合わせて変更してくださいデフォルト値(86400)のままでもご利用いただけます
OAuthクライアントの保存と認証情報の取得
すべての設定が完了したら、「保存」 ボタンをクリックします 保存後、作成されたOAuthクライアントの詳細画面が表示されます 重要:クライアントIDとクライアントシークレットをコピーして安全に保管してください 注意事項: クライアントシークレットは作成時のみ表示されます 後から確認することはできません 紛失した場合は新しいシークレットを生成する必要があります
接続テスト
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トラブルシューティング
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セキュリティに関する注意事項
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